はじめに私はこれまでバックエンドエンジニアとして開発業務に携わってきましたが、BI領域のスキルを身につけたいと考え、Power BIの学習を開始しました。未経験から資格取得まで取り組み、その結果、実際にPower BI案件の獲得にもつながりました。本記事では、これからPower BIを学びたい方や資格取得を目指す方に向けて、学習方法や実務で役立ったポイントを紹介します。Power BI データアナリスト(PL-300)とはPower BI データアナリスト(PL-300)は、Microsoft社が提供する認定資格試験の1つです。この試験は、利用可能なデータを操作し、実用的な分析情報を導く能力が求められます。Power BI を使って、次のことを行います。データを準備するデータのモデル化データの視覚化と分析Power BI の管理とセキュリティ保護総じて、Power Query と Data Analysis Expressions (DAX) の使用に習熟している必要があります。引用:https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/data-analyst-associate/資格取得しようと思ったきっかけこれまでバックエンドエンジニアとして開発を行ってきましたが、キャリアの幅を広げたいと考えたことがきっかけです。特に、データ活用の重要性が高まる中で、可視化や分析のスキルを身につけることで、よりビジネスに近い領域で価値提供ができると感じました。また、BIツールの中でもPower BIは市場ニーズが高く、学習コストに対してリターンが大きいと判断し、資格取得を目指すことにしました。資格取得のための学習方法私が利用した学習教材の一覧は以下の通りです。Microsoft LearnUdemy書籍1つずつ説明します。Microsoft LearnMicrosoft Learn のラーニングパスは、試験範囲をすべて網羅できます。公式教材であり試験範囲に直結している点が大きなメリットです。基礎から体系的に学べるため、初学者でも理解しやすい構成になっています。ドキュメント教材のため、隙間時間に少しずつ読み進めることも出来ます。リンク:https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/data-analyst-associate/UdemyUdemyでは、実際に手を動かしながら学べる講座を選びました。動画教材でありハンズオン形式で操作感を掴めるため、Power BI未経験者でも理解がしやすく、実務イメージも持ちやすくなります。Microsoft Power BI Desktop 0 to Hero 入門から実戦まで作者:マスカワ シゲルリンク:https://www.udemy.com/course/masukawa_027/書籍書籍では、実際に手を動かしながら学べる本書を選びました。主に知識の整理に役立ちました。様々なレポートの実例まで説明されており、実業務でも閲覧することがありました。資格取得のためより、取得後のスキルアップのため、という位置づけの書籍の印象です。基本操作からレポート作成までわかる! Microsoft Power BIの教科書[第2版]著者:片平 毅一郎出版社:秀和システムリンク:https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798070186.html取得して役に立ったこと案件獲得未経験からPower BI案件へ参画することが出来ました。資格を保有していることでスキルの証明となり、未経験分野であっても評価されやすくなります。結果として、Power BIを活用したレポート開発案件に携わることができ、キャリアの幅を広げることができました。実務での作業効率向上Power BIの理解が深まったことで、データ加工や集計作業の効率が大きく向上しました。設計や調査においても、おおよその目算をつけて取り掛かることができ、作業時間の短縮に繋がりました。Power BI案件の実例紹介(CLOVE社案件)予実管理レポート開発(総合海運大手の案件)予算と実績を月累計・四半期累計・年累計で可視化するレポートを開発しました。折れ線グラフとマトリクスを組み合わせることで、時系列の推移と詳細データの両方を確認できる構成としました。DAXを活用した累計計算がポイントでした。ExcelからPower BIへの移管(たばこ流通を担う専門物流企業の案件)ExcelのPower Queryで作成されていたレポートをPower BIへ移管する案件にも携わりました。既存資産を活かしつつ、BIツールのメリットを最大限引き出すことができました。まとめPower BIは未経験からでも比較的習得しやすく、実務に直結するスキルです。資格取得を通じて基礎を体系的に学ぶことで、案件獲得や業務効率化といった成果につながりました。本記事が、これからPower BIに挑戦しようと考えている方の参考になれば幸いです。代表 荒木コメント湛増さんには約1年超、弊社のPowerBI関連の案件を複数担当頂きました。アサインを決める際に、決め手となったのはPowerBIの資格を保持していて、かつDWHとBIツールでのそれぞれのデータハンドリングの考え方の棲み分けなど、よく理解できている点で、データエンジニア/BIエンジニア領域では未経験ではありつつも、十分に案件をお任せできると思ったからです。知識系の資格、例えば統計検定や、データサイエンティスト検定などは、保持していたとしても経験が伴わないとなかなか実務をお願いすることは難しいという判断をせざるを得ないですが、ツール系の資格はツールに関する操作は担保できていることをアピールできるものと思っております。そのため、資格を保持していること(=実案件で最低限できなければいけないことの担保)と、それを使った実務での進め方の最低限のイメージを確認できれば、実案件で活躍してもらえるだろうというイメージを持つことができました。未経験からデータエンジニア領域にチャレンジしたい方も、適正も見させて頂いた上で弊社の案件への参画も検討可能です。以下募集ページからぜひご応募してみてください。https://clove-llc.com/forengineers